リハビリ分野の専門職

勉強

コミュニケーションを支援

話すことや聴くことは、人間のコミュニケーションの基本ですが、それらに障害を持つ人たちをサポートする「言語聴覚士」という資格があります。言語聴覚士の主な仕事は、話したり聴いたりすることに不自由がある人に対して、言語能力・聴覚能力を回復させるためのリハビリテーションを行うことです。また、食事の訓練を行う場合もあります。人間が話したり聴いたりできなくなってしまう原因は様々です。脳卒中や脳梗塞の後遺症の場合もあれば、発達障害や認知症による言語障害、心因性のものまで幅広い要因が考えられます。その為、言語聴覚士は一人ひとりにあった訓練プログラムを組む必要があります。幅広い病気や治療の知識を持つ姿勢や、他の医療職との連携をとる力も求められる仕事です。この言語聴覚士は国家資格です。資格受験のためには、高校卒業後に文部科学大臣または厚生労働大臣指定の学校にある養成課程を修了しなければなりません。学校では、解剖学や生理学といった基礎医学を学び、言語発達や聴覚発達に関する専門分野の勉強をしていきます。更に、病院などで実習も行い実際の現場にも触れていきます。学校により力を入れている専門分野や実習の仕方に特色があるので、進学時には慎重に選びましょう。受験資格を得たら、いよいよ国家試験に臨みますが合格率はおよそ65パーセントと他のリハビリテーション資格の中では低い水準で推移しており、難易度が高いことがうかがえます。そして、理学療法士や作業療法士など、他のリハビリテーション職に比べ求人はかなり少ないのが現状です。従来は総合病院や大学病院が主な就職先ではありましたが、福祉や教育の場で言語聴覚士の活躍の場は広まりつつあります。病院だけでなく、デイケア施設や学校なども就職先の候補として視野に入れると良いでしょう。

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